2010年12月20日月曜日

納車

今日は納車でした!

(注 今日は写真を撮るヒマがなかったので、写真はすべてFモーターさんの提供デス)

受け取りに行ってビックリしたのは、とってもキレイに整備されていたこと。
見に行ったときにはサビていたエキパイが、きれいに磨かれていた!



写真の→のところが、サビていたところ。


タイヤも新品に換えてくださって、得した気分(ミシュランは初めて)。


前のオーナーのタチゴケ跡はご愛嬌。

ほかにもあったけど、どうせ、私が上からキズを重ねるでしょうから・・・・(笑)

乾式クラッチは、乗る前はおっかなビックリだったけど、杞憂でした。
乗ってみるととってもスムーズ。

ただ、ニュートラルから一速に入れるとき、入りずらいことがある。
走り出しは大丈夫だったのに、料金所でとめたときに、ギアが入らずエンスト
(あ、ETCカード忘れたんです、今日)
踏み込んでもニュートラルランプが消えなくて、
あれれって、クラッチ切りなおそうとして、ギアを解放したら、
ギア入ってたみたいでガックンとエンストしてしまったのでした。
料金所のオジさんにバレたな、ありゃ。

乾式単板クラッチは、ギアが完全に離れるのでそういうことが起こるらしい
そういう時はペダルを踏みこみつつ、半クラッチつなげばいいと
お店でレクチャーされていたんだけどネ 忘れてた
というか、これまで発進のときは右足ブレーキペダルに乗せてたから、ややこしいんだよね~

でも、逆に停まってニュートラルに入れるときなんか、とってもスムーズ。

乾式クラッチを巡っては、いろんな都市伝説?があるみたいだけど、
それほど心配はないみたいです (ホントか?)

でも、やっぱり外国車はいろんなところが個性的なんですね。
サイドスタンドが前よりについてるので、探すのに苦労。
足が何度か空を切った~

それより、一番とまどったのが、ウィンカーのスイッチ

普通だと、ウインカーは左で操作するけど、
BMWは両手!
右折のときは右スイッチ、左折は左スイッチ、キャンセルは右スイッチを押す。
これが慣れなくて、意味もなくホーン鳴らしちゃったり(ハズカシ)
指がからぶりしたりして、すごいやりにくかった。
暗くなってたこともあるんだけど、ハンドル見てもスイッチが見づらくて・・・
まぁ、慣れなんだろうけど

あと、面白いのが、シャフトドライブって、アクセル開けると車体が起きるのね~
ウワサにはきいていたけど、面白かった。

でも、曲がるときとか、すごい自然に車体が傾く!
後輪で曲がっていくのがすごく分かる
ちょっとタイミングがずれたときなんか、ヘタな自分が、バイクが曲がるのをジャマしてるなぁ~というのもすごく分かる。
これは面白い! と、思いましたよ。


さあコイツに、なんて名前をつけよう!?

2010年12月12日日曜日

納車整備中

BMW R850Rの納車はまだなのだけれど、
登録とナンバー取得は済み、納車整備に入ったと連絡が入った。
お願いしている都内の正規販売店さんは、こちらの問い合わせにもメールで細かく対応してくれ、
整備の途中経過も写真つきのメールで報告してくれるなど、そのきめ細かなサービスにおどろく。
この店を選んでよかった!

まずは、燃料タンクなどをはずした、ほんとにネイキッドなR850Rの様子


燃料タンクの下にバッテリーが置かれているなど、独特な構造がわかります。



そのバッテリーの前方に、バッテリーと同じぐらいの空間が空いている。
1150Rだと、ここにABSユニットを収納されているのだそうです
ふむ。

CB1300SBから取り外したETCの移植は、終わりました。
ちょっと、ごちゃついていますな。


CB400SFに乗っていたときにつかっていたMRAのスクリーン。

とってあったので、取り付けてもらいました。
ステーが短いからつかないかと思ったのですが、杞憂でした。
納車が待ち遠しいです。

2010年12月6日月曜日

さよならCB1300



突然ですが、CB1300SBを手放しました。
買ったのは8月なので、わずか4カ月ほどの短い付き合いでした。

CBは良いバイクだと、今も思っています。
でも、私には向かないバイクだったようです。

乗っているとき、ことに高速道路などは快調でした。
よく調整されたサスペンション。スムーズにギアが入るミッション。
低い回転から、もりもり湧き出るトルク。
いうことなしでした。
乗車ポジション的には、私には少しハンドルが遠く、脚は若干窮屈な感じがして
ジャストフィットではありませんでしたが。

もちろんそうした問題は、ハンドルをアップしたり、ステップ位置を調整したりと、
いくらでも私の体に合わせる手立てはあったと思いますが、
そこまで投資したり手間をかける以前に、
このバイクが本質的な自分に合っているのだろうかと、疑問符がついてしまったのでした。

その疑問は、バイクを止めて取り回すたびに膨らみました。
取り回しがしんどくて、疲れてしまうのです。
それも、自分の技量のなさに起因することだとは分かっているのですが、
自宅の車庫から出し入れするとき、出かけた先で取り回すときに難渋しました。

路面が平らでスムーズならば、バイクを垂直にして押し引きすればOKなのですが、
路面が荒れていたり、砂利だったり、少し傾斜がついていたりすると、堪えました。
体の方に車体を傾けると、ものすごい重さがこちらにかかってきます。
もう、大汗。
バイクと、自分で「人の字」をつくるようにして、
足の運び方や、車体との位置関係などをいろいろ工夫したりしたのですが、
ついに、腰をやってしまいました。

それで、天気の良い休日の朝にバイクを引き出すのが、億劫になってしまったのです。
バイクは乗ってなんぼ。
飾っておくために買ったのではありません。

バイクを降りるときが来たのか? とすら考えました。
ベテランライダーに相談すると、自分に合った車体を選べばいいんじゃないのかと、助言してくれました。

CB1300は、その巨体を、ワインディングなどでヒラリヒラリと操れるように、
その重さと裏腹な軽快な操縦性を獲得するために、重心位置を高くしている、ということでした。
その高重心故に、停まっているとき、取り回しがきつくなってしまうのでした。

重心の高低なんて、バイク選びでは全く考慮していなかった私には、目からうろこでした。
別のベテランライダーは、こう助言してくれました。
「オートバイに何を求めるかによって、マシンの欠点は長所になるし、長所が欠点になることもある。乗り換えるべきだね」と。

それで、CB1300を手放す決心をしたわけです。
買ったホンダ店に相談したところ、まだ保障期間内だし、マシンも傷ついていないということで、
とても良い条件で引き取ってもらえることになりました。
これならリッターマシンは無理だけど、750クラスの中古車なら、
追い金なしで買い換え可能なようでした。
そこで、買取をお願いし、次の愛車を探すことにしました。

改めて、自分に向いたバイクは何だろうと、考えました。
私は、峠を攻めたり、スピードを競うような乗り方はしません。
長距離を楽に乗れること
スピードを出さなくても楽しいこと
追い立てられるような気分にならない動力性能

そして、低重心!

アメリカンタイプのバイクも考えました
と、するとハーレーですが、ハーレーは中古でも手がとどきません。

カワサキのZR7-Sも検討しました。
中型並みの車体サイズに、スリムな車体は足つき性も抜群。重心も低めです。

などと考えていると、知人がBMWを勧めてくれました。
低重心のボクサーエンジンや、独特のサスペンション構造で疲れないと、その人は教えてくれました。

知人にはBMWに乗っている人が何人かいます。
でも、BMWは電装系が弱いらしく、ABSが壊れると修理代が何十万円コースとも聞いていて、
そんなことになれば、とても維持はできません。
そう話すと、「ならABSのついてない車体を選べばいい、R850Rとか」と助言してくれました。

そして、R850Rについて調べ、中古がないか検索していたら、都内の正規ディーラーにあったのです!
まだ、整備前で値段がついていなかったけれど、問い合わせてみたら、
CBの下取り価格の範囲でなんとか買える値段でした。
しかも、1年間距離無制限保障の認定中古車。
納車時には、油脂類だけでなく、タイヤにブレーキディスク、バッテリーまで新品に交換してくれるというのです。

実車を見せてもらい、またがったり取り回しを試したりしたところ、200キロを超える車体ですが、
CBよりはるかに軽い印象でした。
足つきも問題ありません。ローシートが装着されていたのですが、
お店の方の見立てでは、私の体格だと、むしろハイシートに取り替えた方がいいとのことで、
見せにあるハイシートと無償で変えてもよいといわれました。

実は、私は、4輪では長くBMWを乗ってきて、メーカーに対する安心感もあったので、
これも、神様の引き合わせかもしれないとも思い、その場で注文することになったのです。

色はシルバー。(偶然にも、今乗っている四輪の320iと同じチタニウムシルバー)
03年登録で20000キロ余り走っている車体で、前の持ち主は65歳のベテランだったそうです。
グリップヒーターやバニアケースもついていて、装備は文句ありません。

CBにつけていたETCなどを取り外して送ってもらい、それらを取り付けてもらうのに時間がかかりそうなので、納車は10日以上先になりそうですが、クリスマスまでには届きそうです。

でも、ある意味CB1300を選んでいたのは、正解だったかもしれません。
CB750にしようかまよったのですが、CB750なら、リッターマシンに早晩目移りしていたでしょうし、乗り換えるにしても買い取り価格はもっと低かったはずですから、出費の追加が必要だったはずです。
その意味で、一連の買い替えは、私のバイクライフにとって必要な通過儀礼だったのではないか? と、前向きに考えている私がいるのです。

と、いうわけで、ブログのフロント写真は、R850Rに代えました(納車前の、お店が撮った写真ですが)




さよならCB1300SB 短い間だったけど、ありがとう。